選択と決断と、覚悟
何かの本で読んだ。
「人生は、選択し続けることである」と。
やるか、やらないか。
やめるか、やめないか。
こっちにするか、あっちにするか。
…
そうやって日々、小さな選択を繰り返している。
それがその後の人生を大きく左右するかもしれないなんて考えもせずに、繰り返し選択し続けている。
そしてある時ふと、思い通りに行かない不満を感じた時にふと、「ああ、あの時にあっちを選んでいれば…」と後悔をする。
そしていつしか、「はたして、こっちを選ぶのが正解なのだろうか…」と不安を運んでくる。選択することに恐怖を覚え、選択することを拒むようになる。
けれども、それで幸せになれるのだろうか?
立ち止まったまま、誰かが解決してくれるのを待ち続けることで幸せになれるのだろうか?
きっと違う。
解決されたとしてもそれは、本当の幸せではない。
それでは、自分の人生ではなく、他人の人生だ。
自分の人生を幸せにするのは、自分の決断だけだ。
正解の選択は、ない。
正解の決断も、ない。
でもそれと同じだけ、間違った選択も、間違った決断も、ない。
「決断した『結果』」が幸せを運んでくるのではない。
「どんな結果でも受け止める『覚悟』」こそが、幸せになる第一歩だ。
そんな風に考えて、
今日も決断する恐怖に立ち向かっていきます。
選択することを少しでも楽しめるように。
幸せになる一歩を踏み出していると信じて。