読了記録 その7
『うまくいきそうでいかない理由』
(佐藤由美子 / フォレスト出版 / 1,500円 / 2016年10月3日発行)
⭐️⭐️⭐️
実は、まだCDは聴いていない。
「高次元メタ認知」という説明しづらい思考法だが、解説のイラストが絶妙で、イメージしやすい。
あと一歩うまくいかないのは、「うまくいかない前提」で物事が進んでしまっているから。その「前提」を覆すには、自己肯定感を高める必要がある。
自己肯定感が低いのは、「今が一番ダメだ」と思っているから。「今」の不安で押し潰されそうになっているから。
だから一度、そこから離れて考えてみる。
過去の自分と比べて成長している部分、他者に支えられている部分に焦点を当てることで、認知の幅が広がる。
「自分はそんなにダメじゃない」と思えると、自己肯定感が高まり、「うまくいく前提」が動き始める。
またどうやら、「過去の自分」に「今の自分」が情報をあげる(認めてあげる)と、「未来の自分」が「今の自分」を見守っていてくれているように感じてくるらしい。
「過去では絶望していたけれど、今はなんとかなっている」と思えることが、「今は絶望感でいっぱいだけど、未来からみたらなんとかなっていくのかもしれない」と未来を信じられるようになるらしい。
面白そうだ。
騙されたと思ってやってみよう。
【実行したいこと】
・夜の自分が朝の自分に教える
(①事実 ②嬉しかったこと ③成長したこと ④失敗したこと)
【覚えておきたい言葉】
・「振り返り」&「言語化する」ことで「見える化」される⇒「うまくいく選択肢」を選べるようになる