あるきづき

これまで歩いてきた人生と、これから歩いていく人生で気づいたことを綴っていくブログ 〜ご飯と本と、時々、映画〜

読了記録 その20

『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』
(宮島賢也 / KKAWADE夢新書 / 760円 / 2010年8月5日発行)

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⭐️⭐️

欝になった精神科医が実体験と医療の現場を元に、克服方法の提案をしている本。

 

なかなか波瀾万丈な人生を送られている著者。

ギュッ詰まっている情報量に圧倒されそうになるが、勢いがあって読み進めやすかった。

 

鬱になる「原因」は何か?とあるが、原因そのものというより、「認知が歪む原因」を探っていく印象。

そのため、後半に出てくる治療法の提案も、「原因を解決する」というよりはむしろ、「原因はそれとして、認知の歪みを治すためにこうした方がいい」といった感じ。

 

「健全な精神は健全な身体から」ではないが、食事療法にも重きを置いて説明している。

今の自分の生活に取り込むには少々難しそうなので実践はしないが、考え方は参考にしようと思う。