あるきづき

これまで歩いてきた人生と、これから歩いていく人生で気づいたことを綴っていくブログ 〜ご飯と本と、時々、映画〜

読了記録 その21

『新版 うつ病をなおす』
(野村総一郎 / 講談社現代新書 / 760円 / 2017年2月20日発行)

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⭐️⭐️⭐️⭐️

うつの様々なタイプとその原因、治療法の要点を解説している本。

 

「うつ」と言えど様々なタイプがあり、それぞれの特徴も似ているようで違っているというのを知れた。原因も症状も複雑に絡み合っている印象で、これはお医者さんも大変だなぁ…と思った。

軽いものに関しては通常の憂鬱な気分との見分けもつきにくいだろうし、憂鬱な気分が長引いた結果うつになるパターンもあるようだ。

ここまでくるともう、「人間誰しも『うつ』かもなぁ〜」と逆に気持ちが軽くなった。

 

誰しもが感じる「憂鬱のサイン」を受け取った時、どう認識・処理するかで「うつ」になるかならないかが分かれるのかもしれない。

その「ウツ的思考パターン」の修正の仕方もためになった。

 

【覚えておきたい言葉】

・憂鬱は人間の性

・こだわり遺伝子

・こだわり=物事の重みづけができない