あるきづき

これまで歩いてきた人生と、これから歩いていく人生で気づいたことを綴っていくブログ 〜ご飯と本と、時々、映画〜

読了記録 その33

『本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント』

(松岡修造 / 文春文庫 / 530円 / 2011年8月10日発行)

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⭐️⭐️⭐️

 根拠のある熱血は、日々の努力から生まれる。

 

ただの声の大きな熱血おじさんかと思いきや、ものすごく努力の人な松岡修造。

彼の言動があれだけ熱血なのは、ネガティブ思考で苦しんできた過去があるからこそ誰かの背中を一押ししたいという気持ちに溢れているからのようだ。

本気になれば変われる!挫けずに、諦めずに一歩踏み出せば変われる!だからがんばれ!!とエールを送る姿の裏に、こんな冷静な思考が広がっていたのかと驚いた。

 

見開き2ページで1テーマで読みやすく、アスリート達の裏話も豊富で面白かった。

他の本と同様、読んで終わりではなく、実践が重要だと再認識させられた。

 

【覚えておきたい言葉】

・自分の足元をしっかりと見据えていれば、ピンチのときでも進むべき方向がわかる。

・ピンチのときでも学べることは何かある。絶望せず、アクションをおこしてみよう。

・人生には「チャンスの風」が何度も吹く。一つの好機を逃しても自分を責める必要はない。