不器用でもいい、少しずつ。
バタバタしていた日々がようやく落ち着いてきた。
連日ブログ更新していたのが随分前のように感じる。実際、4ヶ月も前だった。
心がざわつく時はとことん考え、言葉にまとめたくなる。
あの頃はまさに、もがいて、立ち止まって、振り返って、進む先を探して目を凝らしていた。
そんな日々が懐かしく、また愛おしい。
不器用な自分も好きになれそうなのが、嬉しい成長だ。
生きている形跡を残したくないと思う反面、生きてきた足跡を振り返り感慨深くなる面もある。
相反してはいるけれど、それでもいいと思う。
白か黒かの世界より、グレーもある世界の方が彩り豊かな方で穏やかだ。
誰に怒られる訳でもなく、責められる訳でもないのなら、グレーも赤も青も黄色も、いろんな色を感じられる人間でいたい。
1ヶ月ほど前、思うところがあって手放したものがある。
辛い時に心の支えになっていたものを手放すのは躊躇したが、なんとなく負担になる部分から目を逸らしている自分がいるのが嫌だった。
もっとうまく立ち回れたかもしれない。
普通の人なら気にもかけないことかもしれない。
でも、自分には無理だった。不器用だから。
不器用な自分には不器用なやり方しかできなかった。
けれど、後悔はしていない。
とことん考えて、自分なりに納得した決断だったから。
そんな行動が出来るきっかけを得られたものを手放すのが、自分なりの成長の証だったから。
人生は日々、いろんなことが起きる。
いろんなことが起きて、少しずつ変わっていく。
その中で出来るのは、「自分なりに納得して生きていく」ことだけだ。
不器用でも、納得しながら生きていくんだ。
不器用でも、格好悪くても、笑って生きていられれば、それもまた素敵な人生だ。
今日という日を懐かしみながら、明日へ向かって生きていこう。