さよなら、飲み会。
驚いた。
まさかこんなにイライラするとは。
飲み会があった。
無理して笑って、へらへら盛り上げるのはもう仕事の一環だと思って耐えた。成長したな、自分。
でも、それとは全く関係ない部分で、感情の濁流にのまれそうになった。というか、のまれた。
抜け駆けのようなことをする奴。
飲んでもいないのに自分のことだけを一方的に話して、場を盛り上げる協力体制を見せない奴。
クソみたいなことが多すぎて、生きているのが嫌になった。
なんてバカらしいのだ、この世は。
なんてくだらないのだ、この世は。
会社が嫌なのではない、働きたくないわけでもない。
ただただ、全てがバカバカしくて嫌気がさす。
もう、なにもかもがどうでもいい。くだらなすぎて反吐が出る。
こんな嫌な世界でちゃんと生きて働いているんだから、もうそれだけでも褒めてほしい。
こんなくだらない世界に目をつぶってちゃんと働いているんだから、いちいちその世界を思い出させるようなことはしないでほしい。
こんな小さな希望すら叶わない世の中に絶望している。なんて生きづらい世の中なんだ。
普通の人が普通にこなせる『社会のルール』とやらに適合出来ない人間には、とかくこの世は生きづらいってか。
人と関わることで辛さが軽くなるとも言われるが、その反面、人と関わることで辛さが増すことだって多々ある。そのバランスが狂った時、辛さの方が勝った時に嫌気がさす。
コミュニケーション能力が低い人間には、飲みニケーションから得られるものはマイナスだ。お互いの嫌な部分しか見せ合えない。「くだらない」という感想しか残らない。
だからもう、そういう人間のことは放っておいてほしい。お互いの為にならないのだから放っておいてほしい。
そういう人間は、仕事とプライベートを完全に分けている方が幸せなのだから。
さよなら、くだらない感情。
さよなら、バカバカしい感情。
これからはもう、無理せず好きなことだけして生きていく。